Power Quality Group

電⼒品質

配電系統とその背後の送電系統を電気回路・制御の両面から深く把握することに
より、高調波やフリッカ、電圧上昇などの電力品質、過電圧・過電流や共振などの異
常現象に係わる諸問題を解明し、その対策を提案します。

XTAP (eXpandable Transient Analysis Program) は,電力系統をはじめとする電気回路の過渡現象を波形レベルで解析するプログラムです。この種の解析には,これまで海外で開発されたプログラム(EMTPなど)が用いられてきましたが,XTAP はこの分野初の国産プログラムになります。特に,太陽光発電連系用インバータなどパワーエレクトロニクス機器を含む解析において,従来のプログラムよりも優れた解析性能を示します。また,国内のニーズにあったプログラム開発を進めています。

  • 配電需給協調実験設備

太陽光発電の大量導入による昼間の局所的な電圧上昇、電気自動車への夜間一切充電による局所的な電圧低下が生じると懸念されています。このような状況下でも安定した電力品質を維持するには、変電所から一般家庭までの配電系統で生じる現象を忠実に再現し、評価する必要があります。
この設備は、全長200mの送電線をはじめ、一般家庭と同等の環境を3世帯分用意することで、コンパクトながらも実規模レベルで様々な現象を再現することが可能です。実験から得られた知見を新しい規格や規制に反映することを目指しています。

 

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日経サイエンス2016年6月号(2016年4月25日発行)
『パワーエレクトロニクスを応用し、需要家サイドから電力品質維持に貢献』