平成29年12月21日(木)に開催された日本機械学会環境工学部門様主催の講習会「デシカント空調システムの基礎理論と最新技術」において、ENIC主任研究員の張莉が講演をいたしました。
『無着霜ヒートポンプに関する研究』
ヒートポンプで暖房・給湯等加熱する場合、熱交換器の表面温度が0℃以下になると、空気中の水蒸気が凝縮・凍結して霜が付着(着霜)する。熱交換器に着霜が起きると、過熱能力が低下するだけではなく、霜を溶かす(除霜)ための運転で電気をより多く消費することになる。当研究所では、ヒートポンプの高効率化に向けて、無着霜ヒートポンプの研究開発に取り組んでいる。本稿は、無着霜ヒートポンプのシミュレーション及び実験結果を紹介する。
エネルギーイノベーション創発センター 張 莉
- 日時 平成29年12月21日(木)
- 会場 日本機械学会(東京都新宿区信濃町35番地 信濃町煉瓦館5F)